キユーピーが軟調、買収防衛策廃止も円高一服が食料品株に逆風
キユーピー<2809>が軟調。同社は28日取引終了後、買収防衛策を廃止することを決めたと発表した。ステークホルダーとの協働・対話姿勢を強化する動きは一般にファンド勢から評価されることが多いものの、外国為替市場ではこのところドル安・円高の流れが一服しており、この日は134円台前半で推移している。円高による業績改善効果の期待が後退するなか、東証の業種別株価指数で食料品は2%を超す下げとなっており、同社株もツレ安する格好となった。
同社は買収防衛策を巡る最近の動向を踏まえ、いわゆる事前警告型の買収防衛策を準備する必要性は相対的に低下していると判断。2023年2月に開催予定の定時株主総会の終結をもって、廃止することとした。
出所:MINKABU PRESS
同社は買収防衛策を巡る最近の動向を踏まえ、いわゆる事前警告型の買収防衛策を準備する必要性は相対的に低下していると判断。2023年2月に開催予定の定時株主総会の終結をもって、廃止することとした。
出所:MINKABU PRESS