日経平均は225円安、寄り後はやや下げ幅縮小
日経平均は225円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。市場では、世界の主要な中央銀行による金融引き締めが深刻な景気後退を招くとの懸念が継続していることに加え、中国で新型コロナ感染が拡大しているとみられ、景気の先行き不透明感がさらに強くなり、積極的な買いを手控える要因となった。一方、日経平均は25日移動平均線からの下方乖離が依然4%を超えており、押し目買いが入りやすい状況にあるとの見方があったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均はやや下げ幅を縮小している。
《SK》
提供:フィスコ