外為サマリー:132円90銭台に急落、日銀が長期金利の許容変動幅拡大
20日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=132円91銭前後と前日の午後5時時点に比べて2円90銭強のドル安・円高となっている。
午前のドル円相場は米金利上昇などを手掛かりに一時137円48銭まで上伸したものの、正午ごろに日銀金融政策決定会合の結果が分かると地合いが一変。長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)のもとでの10年物国債金利の許容変動幅を従来のプラスマイナス0.25%からプラスマイナス0.5%に拡大することが決まり、市場では大規模緩和政策の修正に向けた一歩と受け止められた。午後0時40分過ぎに133円10銭近辺まで急落したあとは落ち着きを取り戻す場面もあったが、午後3時30分に予定されている黒田総裁の記者会見を前に再び円売り圧力が強まり、午後2時50分過ぎには132円90銭台に軟化した。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0586ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0040ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=140円73銭前後と同3円60銭弱のユーロ安・円高で推移している。
出所:MINKABU PRESS
午前のドル円相場は米金利上昇などを手掛かりに一時137円48銭まで上伸したものの、正午ごろに日銀金融政策決定会合の結果が分かると地合いが一変。長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)のもとでの10年物国債金利の許容変動幅を従来のプラスマイナス0.25%からプラスマイナス0.5%に拡大することが決まり、市場では大規模緩和政策の修正に向けた一歩と受け止められた。午後0時40分過ぎに133円10銭近辺まで急落したあとは落ち着きを取り戻す場面もあったが、午後3時30分に予定されている黒田総裁の記者会見を前に再び円売り圧力が強まり、午後2時50分過ぎには132円90銭台に軟化した。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0586ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0040ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=140円73銭前後と同3円60銭弱のユーロ安・円高で推移している。
出所:MINKABU PRESS