MRO Research Memo(5):速い増配ペースに期待。2022年12月期は、配当金2.0円増配の13.5円予想
■株主還元策
MonotaRO<3064>は業績に合わせて安定配当していく方針である。過去10年以上にわたり連続して増配を続けており、配当性向は近年では32%から35%のレンジで推移してきた。2021年12月期の1株当たり配当金は、年間配当11.5円(配当性向32.5%)を実施した。2022年12月期の配当金は前期比2.0円増配の年間配当13.5円(配当性向は39.3%)、を予想する。同社は利益の成長率が高いため、速い増配ペースが期待できる。
また、同社は株主優待として、決算期末(12月末日)に100株以上を半年以上継続して保有している株主に対し、継続保有期間に応じた金額相当分のPB商品を贈呈している(半年以上:3,000円分、3年以上:5,000円分、5年以上:7,000円分)。商品への変換率も高く好評を得ていると言う。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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提供:フィスコ