NTNが急動意、中国ゼロコロナ緩和で自動車向けベアリング需要に追い風
NTN<6472>が商いを膨らませて急動意、前日比5.2%高の284円まで上値を伸ばす場面があった。株価は11月1日にマドを開けて上放れた後、翌2日に6月につけた年初来高値306円に肉薄したが、その後は伸び悩み200円台後半でもみ合っていた。同社は自動車向けを主力とするベアリング大手の一角だが、目先の急動意について市場では「中国のゼロコロナ政策緩和の動きを背景に自動車生産が軌道に乗り、同社にとっても風向きが良くなることが予想される。株価が200円台と値ごろ感があるほか、直近ではゴールドマンサックス証券が同社株の投資判断を売りから買いに変更し、目標株価も240円から410円に大幅に引き上げたことで株価にインパクトを与えている」(準大手証券ストラテジスト)としていた。
出所:MINKABU PRESS
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