<注目銘柄>=ふくおかFG、総資産は業界首位級で割安感も魅力
ふくおかフィナンシャルグループ<8354>の押し目を拾ってみたい。11月28日に2838円の年初来高値を形成後に利食われ反落したが、75日移動平均線近辺まで下押し、目先売り一巡感が出る可能性がある。同社は九州を地盤とする地方銀行で、総資産、貸出金残高いずれも業界トップクラス。傘下に福岡銀行、熊本銀行、十八親和銀行を擁する。
ここ地銀セクターが再編思惑も絡めマーケットの視線を集める場面があった。同社はその経常収益の規模と安定性から存在感を高めているが、PER8倍台、PBR0.5倍台と株価指標面で割安感は申し分ない。また、4%を超える配当利回りも魅力となる。23年3月期上期(22年4~9月)は売上高にあたる経常収益が前年同期比10%増の1540億9300万円、最終利益も同10%増の307億6000万円と好調。トップライン、利益ともに2ケタ成長を達成し、最終利益の進捗率は54%と、通期計画は上振れる可能性も内包している。(桂)
出所:MINKABU PRESS
ここ地銀セクターが再編思惑も絡めマーケットの視線を集める場面があった。同社はその経常収益の規模と安定性から存在感を高めているが、PER8倍台、PBR0.5倍台と株価指標面で割安感は申し分ない。また、4%を超える配当利回りも魅力となる。23年3月期上期(22年4~9月)は売上高にあたる経常収益が前年同期比10%増の1540億9300万円、最終利益も同10%増の307億6000万円と好調。トップライン、利益ともに2ケタ成長を達成し、最終利益の進捗率は54%と、通期計画は上振れる可能性も内包している。(桂)
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