エーザイが一時5%超す上昇、治験参加者の死亡例巡り「レカネマブに起因しない」と評価
エーザイ<4523>が動意づき、一時5%を超す上げとなった。午前9時50分、認知症候補薬「レカネマブ」に関する大規模なグローバル臨床第3相のClarity AD検証試験の結果を第15回アルツハイマー病臨床試験会議で公表すると発表した。前日に同社株は死亡例の報告が伝わったことで大幅安となっていたが、今回の発表の内容を受けて買い戻しが入ったようだ。
発表の中でエーザイは、治験参加者の死亡例が報告されたことに関し、レカネマブ投与群の2例については「重大な合併症および大出血や死亡の一因となる抗凝固薬使用などのリスク因子を有していた」と指摘。「エーザイはこれらをレカネマブに起因する死亡ではないと評価する」との見解を示した。
出所:MINKABU PRESS
発表の中でエーザイは、治験参加者の死亡例が報告されたことに関し、レカネマブ投与群の2例については「重大な合併症および大出血や死亡の一因となる抗凝固薬使用などのリスク因子を有していた」と指摘。「エーザイはこれらをレカネマブに起因する死亡ではないと評価する」との見解を示した。
出所:MINKABU PRESS