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株価指数先物【引け後コメント】 祝日を前にニュートラルに近づける形でショートカバーが入る可能性も


大阪12月限
日経225先物 27970 +90 (+0.32%)
TOPIX先物 1973.5 +6.0 (+0.30%)

 日経225先物(12月限)は前日比90円高の2万7970円で取引を終了。寄り付きは2万7970円と、シカゴ日経平均先物(2万7965円)にサヤ寄せする格好から、買いが先行して始まった。現物の取引開始直後につけた2万8000円を高値にこう着を継続。その後、中国で新型コロナウイルス感染による死者が数カ月ぶりに報告されたことが嫌気され、香港ハンセン指数が一時2%を超える下落となるなか、前場終盤にかけて2万7840円まで売られる場面が見られた。

 ただし、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表や祝日を控えて、積極的に売り込む流れとはならず、売り一巡後は短期的なショートに対するカバーが優勢となり、後場は2万7890円~2万7920円辺りでの狭いレンジ推移を経て、終盤にかけて2万7970円と寄り付き水準まで戻して取引を終えた。

 日経225先物は、11月11日につけた2万8330円を戻り高値に調整を継続しているが、下値は10月3日につけた2万5610円をボトムとしたリバウンド基調を見せている。25日、75日移動平均線とのゴールデンクロス示現、一目均衡表では雲を上放れ、切り上がる転換線を支持線としたトレンドを形成している。ボリンジャーバンドの+1σを中心に25日線とボリンジャーバンドの+2σとのレンジ推移となるなか、ポジションは傾けづらい需給状況のようだ。祝日を前に新規のポジションを積み上げてくる動きは考えづらい一方で、ショートに傾いているポジションについては、ある程度はニュートラルに近づける形でショートカバーを見せてくる可能性があるだろう。

 NT倍率は先物中心限月で14.17倍と横ばいだった。一時、直近安値水準である14.14倍まで低下する場面が見られたことから、その後はNTショートのリバランスの動きにより、下げ渋る動きであろう。また、テクニカル面ではボリンジャーバンドの-3σまで低下してきたことも、いったんはリバランスのタイミングになったようだ。

 東証プライムの売買高は9億6500万株と10月19日以来、約1カ月ぶりに10億株を下回る薄商いだった。明日も商いは膨らみづらいとみられ、日経225先物はスキャルピングを軸とした短期的な値幅取り狙いの商いが中心になろう。

 手口面では、日経225先物はソジェンが780枚、モルガンSが350枚程度の売り越しに対して、ABNアムロが460枚、SBIが430枚、野村が430枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はソジェンが2140枚、みずほが440枚、BNPパリバ230枚、ABNアムロが220枚程度の売り越しに対して、モルガンSが1510枚、JPモルガンが1040枚程度の買い越しだった。

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