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ダウ平均は反発 米PPIがインフレのピークの兆し示す ウォルマートが決算受け上昇=米国株序盤

NY株式15日(NY時間10:45)
ダウ平均   33902.87(+366.17 +1.09%)
ナスダック   11470.57(+274.35 +2.45%)
CME日経平均先物 28150(大証終比:+120 +0.43%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は反発。上げ幅は一時450ドルを超えた。取引開始前に発表になった米生産者物価指数(PPI)が先週の米消費者物価指数(CPI)と同様に、インフレのピークの兆しを示唆したことが株式市場の買い戻しを強めている。

 市場からは、「FRBの軸足変更が早まった可能性もある。必要なのは、現場の価格が実際にどうなるのか。そして、上がっていないことを認識することだ」との声も出ている。前日はブレイナードFRB副議長の発言が伝わっていたが、「FRBが来月の利上げペースを減速させる可能性が高い。先週の米消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったことは引き締めペースを緩めるのに十分」と述べていた。この発言も市場のセンチメントを明るくしているとの指摘も出ている。

 また、中国の動向もセンチメント改善に寄与しているという。前日の米中首脳会談で両首脳が、両国間の緊張緩和を呼び掛けたことや、中国政府がゼロコロナ規制を緩和方向へ傾けようとしているほか、不動産セクターへの支援などもあり、市場には中国経済に対する楽観論が広がっており、リスク選好に有利に働いているとしている。きょうはNY市場に上場している中国株のほか、半導体やアパレルといった中国市場へのエクスポージャーが比較的大きめの銘柄に買い戻しが膨らんでいる。

 ウォルマート<WMT>の決算も支援している模様。ガイダンスでは通期の1株利益は以前同様に減益見通しを示したものの、従来からは上方修正し、売上高も上方修正した。同社はまた、200億ドルの自社株買いも承認。在庫は12.4%増加したが、これはインフレに関連して増えたもので、状況は大幅に改善していると述べたことも勇気づけられている模様。

ウォルマート<WMT> 149.60(+11.21 +8.10%)

アップル<AAPL> 152.93(+4.65 +3.14%)
マイクロソフト<MSFT> 244.81(+3.26 +1.35%)
アマゾン<AMZN> 100.82(+2.33 +2.37%)
アルファベットC<GOOG> 98.82(+2.79 +2.91%)
テスラ<TSLA> 199.67(+8.72 +4.57%)
メタ・プラットフォームズ<META> 116.89(+2.67 +2.34%)
AMD<AMD> 78.09(+4.56 +6.19%)
エヌビディア<NVDA> 167.79(+4.84 +2.97%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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