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東京株式(大引け)=155円安、値がさ株への売りが足を引っ張る展開に

 9日の東京株式市場は、主力株中心に利益確定の売りが優勢となり日経平均株価は下落した。ただ下値では押し目買いが観測され、下げ幅は限定的だった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比155円68銭安の2万7716円43銭と3日ぶり反落。プライム市場の売買高概算は12億8177万株、売買代金概算は3兆3915億円。値上がり銘柄数は880、対して値下がり銘柄数は865、変わらずは92銘柄だった。

 きょうの東京市場は、朝方取引開始直後は前日終値を挟んでもみ合う動きをみせたが、その後は売りに押され次第安の展開を強いられた。前日の米国株市場では中間選挙の結果判明を前に、選挙後の株高アノマリーを先取りする買いが優勢となったが、この流れを引き継ぐことはできなかった。取引時間中に米株先物が冴えない動きだったことや、香港株や中国株が軟調に推移したことなどが投資家のセンチメントを冷やした。個別では引き続き好決算発表銘柄への買いが目立ったものの、一方で事前コンセンサスに届かなかった銘柄や、決算先取りで株価を上げていた銘柄などへの売りも相次いだ。また、日経平均寄与度の高い値がさ株への売りが全体に影響を与えた。値上がり銘柄数と値下がり銘柄数は拮抗したが、やや値上がり銘柄数の方が多かった。

 個別では、任天堂<7974>が売買代金3位に食い込むも売りが優勢だったほか、値がさではファーストリテイリング<9983>の下げが目立った。ダイキン工業<6367>も安い。NTT<9432>が軟調、INPEX<1605>が値を下げ、住友金属鉱山<5713>も下落した。日本航空<9201>も下値を探る展開に。日医工<4541>がストップ安。ジャムコ<7408>が急落、旭ダイヤモンド工業<6140>なども大きく売られた。

 半面、レーザーテック<6920>が売買代金で群を抜き上値追い継続、ソフトバンクグループ<9984>がしっかり、川崎汽船<9107>など海運株が買いを集めた。東京エレクトロン<8035>、村田製作所<6981>なども上昇した。スズキ<7269>も高い。BEENOS<3328>がストップ高を演じ、ジェイリース<7187>、新日本電工<5563>、A&Dホロンホールディングス<7745>なども急騰した。カナミックネットワーク<3939>が大幅高、アニコム ホールディングス<8715>も物色人気に。

出所:MINKABU PRESS

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