BASEが一時15%高、未定としていた22年12月期は営業赤字拡大見通しもアク抜け感強まる
BASE<4477>が一時、前日比43円(14.8%)高の334円に買われる場面があった。8日の取引終了後、未定としていた22年12月期の連結業績予想を発表し、売上高91億3000万~94億9000万円(前期比8.1%~4.4%減)、営業損益23億円の赤字~21億3000万円の赤字(前期9億7700万円の赤字)を見込むとした。前期に比べて営業赤字幅は拡大するものの、業績悪化を見込んで株価は10月下旬まで下落基調にあっただけに、アク抜け感から買われているようだ。
PAY事業の流通総額が、既存加盟店の継続的な成長に加え新規加盟店の増加により大きく増加する見込みである一方で、BASE事業における戦略的なテイクレート(流通総額に対する売上高の比率)の引き下げに伴う売上高が減少する。また、プロダクト開発及びセールス&マーケティングの体制強化に伴う人件費増も響く見通しだ。
なお、同時に発表した第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高70億9900万円(前年同期比1.1%減)、営業損益11億6700万円の赤字(前年同期4億9000万円の赤字)だった。
出所:MINKABU PRESS
PAY事業の流通総額が、既存加盟店の継続的な成長に加え新規加盟店の増加により大きく増加する見込みである一方で、BASE事業における戦略的なテイクレート(流通総額に対する売上高の比率)の引き下げに伴う売上高が減少する。また、プロダクト開発及びセールス&マーケティングの体制強化に伴う人件費増も響く見通しだ。
なお、同時に発表した第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高70億9900万円(前年同期比1.1%減)、営業損益11億6700万円の赤字(前年同期4億9000万円の赤字)だった。
出所:MINKABU PRESS