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東京株式(大引け)=15円安、FOMC目前で買いが見送られる展開に

 2日の東京株式市場は、前日の米株安を受けて手控えムードが広がったが、日経平均株価は下値抵抗力も発揮した。結局小幅マイナス圏で着地している。

 大引けの日経平均株価は前営業日比15円53銭安の2万7663円39銭と3日ぶりに小幅反落。プライム市場の売買高概算は14億3069万株、売買代金概算は3兆3798億円。値上がり銘柄数は739、対して値下がり銘柄数は1019、変わらずは79銘柄だった。

 きょうの東京市場は、日経平均が前日終値をはさみ狭いレンジでの推移となった。前日の米国株市場では発表された経済指標が事前予測を上回ったことで、金融引き締めに対する警戒感が買いを手控えさせた。FOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見を目前に控え、積極的に買い向かう動きは見られず、小幅に安い水準で推移した。これを受けて東京市場でも模様眺めムードの強い展開に。好決算を発表した銘柄に投資資金が集まり全体相場を支えたが、それ以外は総じて買いが見送られる地合いだった。取引開始直後から為替が急速な円高に振れたが、株式市場に与える影響は限定的だった。業種別では33業種中、半分以上にあたる19業種が上昇したが、個別で見ると値下がり銘柄数は1000あまりに達し、値上がり銘柄数を280銘柄程度上回った。

 個別では、ソニーグループ<6758>が大幅高に買われ、ソフトバンクグループ<9984>も買いが優勢、日本製鉄<5401>も値を上げた。パナソニック ホールディングス<6752>が急伸、TDK<6762>、SUBARU<7270>なども高い。三菱商事<8058>もしっかり。サンゲツ<8130>が値上がり率トップに買われ、日本冶金工業<5480>、スミダコーポレーション<6817>が急騰した。ペガサスミシン製造<6262>も値を飛ばした。三井松島ホールディングス<1518>も商いを伴い上昇した。JVCケンウッド<6632>も活況高。

 半面、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連が値を下げ、花王<4452>が大幅安。三菱重工業<7011>も下落した。ブイキューブ<3681>がストップ安に売り込まれ、LITALICO<7366>も急落。サイバーエージェント<4751>、日本酸素ホールディングス<4091>などの下げも目立つ展開となっている。

出所:MINKABU PRESS

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