決算マイナス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … ドリコム、メディアＬ、Ｊストリーム　(10月27日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の10月26日から27日の決算発表を経て28日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　田岡化 <4113>
　23年3月期の連結経常利益を従来予想の12.5億円→5億円(前期は27.9億円)に60.0％下方修正し、減益率が55.3％減→82.1％減に拡大する見通しとなった。

▲No.4　ＡＧＰ <9377>
　23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益は6300万円の赤字(前年同期は1300万円の黒字)に転落した。

▲No.6　Ｊストリーム <4308>
　23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比28.8％減の7.6億円に減り、通期計画の20.7億円に対する進捗率は36.9％となり、5年平均の37.3％とほぼ同水準だった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3793> ドリコム 　　　東Ｇ 　 -14.09 　 10/27　　上期　　　 64.40
<4113> 田岡化 　　　　東Ｓ 　 -10.40 　 10/27　　上期　　　-85.06
<7477> ムラキ 　　　　東Ｓ　　 -6.39 　 10/27　　上期　　　 39.22
<9377> ＡＧＰ 　　　　東Ｓ　　 -5.99 　 10/27　　上期　　　　　－
<4107> 伊勢化 　　　　東Ｓ　　 -5.81 　 10/27　　　3Q　　　 42.39

<4308> Ｊストリーム 　東Ｇ　　 -5.04 　 10/27　　上期　　　-28.82
<7961> 兼松サステ 　　東Ｓ　　 -4.33 　 10/27　　上期　　　 -9.42
<9818> 大丸エナ 　　　東Ｓ　　 -4.25 　 10/27　　上期　　　-20.00
<5994> ファインシン 　東Ｓ　　 -3.01 　 10/27　　上期　　　　赤転
<5449> 大阪製鉄 　　　東Ｓ　　 -2.99 　 10/27　　上期　　　 83.55

<9698> クレオ 　　　　東Ｓ　　 -2.33 　 10/27　　上期　　　-26.52
<7299> フジオーゼ 　　東Ｓ　　 -1.31 　 10/27　　上期　　　-31.99
<6858> 小野測器 　　　東Ｓ　　 -1.31 　 10/27　　　3Q　　　　赤縮
<9478> ＳＥＨＩ 　　　東Ｓ　　 -1.29 　 10/27　　上期　　　 -4.87
<6659> メディアＬ 　　東Ｓ　　 -1.03 　 10/27　　上期　　　　赤縮

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした28日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース