株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

0012 グロース250

指数
603.35
前日比
-15.71
-2.54%
比較される銘柄
日経平均, 
TOPIX, 
JPX日経400
業績
単位
-株
PER PBR 利回り 信用倍率
時価総額

銘柄ニュース

戻る
 

話題株ピックアップ【昼刊】:イビデン、OLC、アドテスト

■シンプレクス <4373>  2,356円  +328 円 (+16.2%)  11:30現在  東証プライム 上昇率トップ
 シンプレクス・ホールディングス<4373>が大幅高となっている。同社は27日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比5.6%減の33億5000万円となったが、従来予想の28億9000万円を上回ったことが好感されているようだ。売上収益は同8.0%増の168億6700万円(従来予想は162億9300万円)で着地。主力事業であるシステムインテグレーションの売り上げが好調だったほか、戦略/DXコンサルティングの新規案件の獲得などが寄与した。一方で、販管費や研究開発費は前年同期に比べ増加した。なお、通期業績予想については売上収益337億円(前期比10.2%増)、営業利益67億7700万円(同6.5%増)とする従来見通しを据え置いている。

■イビデン <4062>  5,050円  +520 円 (+11.5%)  11:30現在  東証プライム 上昇率2位
 イビデン<4062>は大幅続伸。27日の取引終了後に23年3月期業績予想の上方修正を発表。売上高を4260億円から4300億円(前期比7.2%増)へ、営業利益を670億円から730億円(同3.1%増)へ増額したことが好感されている。上期に電子事業でサーバー向けの需要が順調に推移しており、これを踏まえて通期予想を見直した。あわせて、従来20円としていた中間配当について、記念配当10円を上乗せし30円とすることを発表した。これにより、年間配当は50円となる見込み。同時に発表した上期(4~9月)決算は、売上高が2135億7900万円(前年同期比9.1%増)、営業利益が414億400万円(同18.2%増)だった。

■フタバ産業 <7241>  355円  +31 円 (+9.6%)  11:30現在  東証プライム 上昇率3位
 フタバ産業<7241>3日ぶりに急反発。トヨタ系の自動車部品メーカーで骨格プレス部品を手掛け、自動車のマフラーでは国内トップシェアを有する。原料コストや燃料価格高騰の影響を受け収益環境は厳しいものの、円安の進行は追い風として意識されている。そうしたなか、同社は27日取引終了後に23年3月期最終利益の修正を発表、株式譲渡益を17億円計上することに伴い従来予想の44億円から60億円(前期比81%増)に大幅増額しており、これを手掛かり材料に買いが優勢となっている。PER5倍前後でPBRが0.3倍台と株価指標面では割安感が際立っている。

■新光電気工業 <6967>  3,655円  +250 円 (+7.3%)  11:30現在  東証プライム 上昇率4位
 27日に決算を発表。「上期経常が73%増益で着地・7-9月期も56%増益」が好感された。
 新光電気工業 <6967> [東証P] が10月27日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比73.2%増の546億円に拡大し、通期計画の970億円に対する進捗率は56.3%に達し、5年平均の51.3%も上回った。
  ⇒⇒新光電気工業の詳しい業績推移表を見る

■大建工業 <7905>  1,990円  +120 円 (+6.4%)  11:30現在  東証プライム 上昇率7位
 大建工業<7905>が急反発している。同社は27日取引終了後、23年3月期通期の連結業績予想修正を発表。営業利益の見通しを従来の125億円から130億円(前期比25.1%減)に引き上げたことなどが好感されているようだ。売上高予想も従来の2210億円から2340億円(同4.8%増)に上方修正。足もとで米国での木材製品の市況価格が想定よりも高い水準で推移しており、下半期もこうした傾向が続くとみている。また、期末配当計画を従来の50円から60円に引き上げることもあわせて発表。これにより、中間配当50円とあわせた年間配当は110円(従来計画は100円)となる。

■FRONTEO <2158>  866円  +49 円 (+6.0%)  11:30現在
 FRONTEO<2158>は全般地合い悪に逆行、一時10%を超える上昇で900円台に一気に乗せる場面があった。同社は人工知能(AI)を活用したリーガルテック事業を主力に、AIソリューションを横軸展開してライフサイエンス部門なども深耕している。そうしたなか、27日取引終了後に独自開発AIエンジン「Concept Encoder」のコア技術について、米国特許商標局より特許査定通知を取得したことを発表した。同技術の特許性が認められたのは日本に続き2国目となる。これを材料視する買いが集中した。

■東映アニメーション <4816>  15,640円  +830 円 (+5.6%)  11:30現在
 27日に決算を発表。「上期経常が40%増益で着地・7-9月期も49%増益」が好感された。
 東映アニメーション <4816> [東証S] が10月27日大引け後(15:30)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比40.1%増の155億円に拡大し、通期計画の250億円に対する進捗率は62.1%に達し、5年平均の53.1%も上回った。
  ⇒⇒東映アニメーションの詳しい業績推移表を見る

■山洋電気 <6516>  5,270円  +260 円 (+5.2%)  11:30現在
 山洋電気<6516>はカイ気配スタート、目先底入れ反転から一気に戻り足を強めている。同社は小型精密モーターや情報機器向け冷却ファン、電源などを手掛けるが足もとの業績は会社側想定を上回って好調に推移している。27日取引終了後、23年3月期業績予想の修正を発表、売上高は従来予想の1080億円から1205億円(前期比19%増)、営業利益は127億円から142億円(同29%増)にそれぞれ増額した。売上高、営業利益ともに過去最高を大幅更新する見通しにある。好業績を背景に株主還元も強化、年間配当は従来計画の120円に10円上乗せし130円(前期実績は115円)とすることも併せて発表しており、これを評価する買いを呼び込んでいる。

■オリエンタルランド <4661>  19,950円  +880 円 (+4.6%)  11:30現在
 オリエンタルランド<4661>が反発している。27日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を4079億2200万円から4421億2800万円(前期比60.3%増)へ、営業利益を502億5100万円から800億8800万円(同10.4倍)へ、最終利益を352億4400万円から559億1700万円(同6.9倍)へ上方修正し、あわせて中間・期末各15円の年30円を予定していた配当予想を中間・期末各18円の36円に引き上げたことが好感されている。上期においてレギュラー商品の増加や食品の増加などで商品販売が好調に推移し、ゲスト1人当たり売上高が計画を上回ったことが寄与する。下期も引き続き商品販売収入の好調が見込まれるほか、レジャー需要の回復を背景に入園者数も従来予想を上回るとみており、業績を押し上げる。なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高2040億4300万円(前年同期比2.1倍)、営業利益379億9300万円(前年同期193億8000万円の赤字)、最終利益264億5900万円(同141億9100万円の赤字)だった。同時に、東京ディズニーシー大規模拡張プロジェクトで開発を行っている8番目のテーマポート「ファンタジースプリングス」について、開業時期を23年度から24年春へ、投資額を約2500億円から3200億円へ変更した。新型コロナウイルス感染症の影響に伴う入国制限や物流の遅延、海外での製作作業の遅れにより工期が延長したことが要因としている。

■アドバンテスト <6857>  7,790円  +270 円 (+3.6%)  11:30現在
 アドバンテスト<6857>が続伸している。27日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高2748億600万円(前年同期比46.2%増)、営業利益879億1600万円(同85.2%増)、純利益711億6100万円(同2.0倍)と大幅増益となったことが好感されている。部材不足や物流網の混乱などが続いたものの、データセンター向けハイ・パフォーマンス・コンピューティング(HPC)デバイスなどの一段の微細化や性能向上から、SoC(システム・オン・チップ)半導体試験装置において先端プロセス品向けの売り上げが伸長。また、自動車・産業機器などの成熟プロセス品向けも販売が順調に推移した。また、収益性の高い製品の販売比率の上昇や円安なども利益を押し上げた。23年3月期通期業績予想は、売上高5500億円(前期比31.9%増)、営業利益1700億円(同48.2%増)、純利益1300億円(同48.9%増)の従来見通しを据え置いている。

■東邦チタニウム <5727>  2,188円  +74 円 (+3.5%)  11:30現在
 東邦チタニウム<5727>が大幅反発している。27日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、営業利益を82億円から97億円(前期比85.5%増)へ、純利益を54億円から70億円(同89.4%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を11円から17円へ引き上げたことが好感されている。化学品事業の主要製品である超微粉ニッケルの販売量が前回予想に対して減少する見込みであることから、売上高は810億円から806億円(同45.2%増)へやや下方修正したが、チタン製品の販売価格改善や最近の為替動向を考慮して想定為替レートを1ドル=120円から140円に見直したことが利益を押し上げるという。なお、年間配当予想は28円(前期15円)となる。同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高388億9000万円(前年同期比48.0%増)、営業利益58億2300万円(同2.2倍)、純利益45億3600万円(同2.4倍)だった。旺盛な需要を背景に航空機向け、一般産業向けともにチタン製品の販売が好調だった。

■コマツ <6301>  2,849.5円  +60.5 円 (+2.2%)  11:30現在
 コマツ<6301>が5日続伸。27日に発表された同業のキャタピラー<CAT>の7~9月期の連結純利益は前年同期比43%増の20億4000万ドルと好調だった。値上げ効果などが利益を押し上げた。市場予想を上回る業績となったことが好感されキャタピラーの株価は27日のニューヨーク株式市場で前日比7%を超える上昇となった。キャタピラーの決算を受け、この日はコマツに連想買いが流入しているようだ。コマツは31日に決算発表を予定している。

■富士通 <6702>  17,085円  +360 円 (+2.2%)  11:30現在
 富士通<6702>が反発している。27日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高1兆7053億円(前年同期比2.5%増)、営業利益1009億6900万円(同23.9%増)、純利益719億8100万円(同36.0%増)と大幅増益となったことが好感されている。国内・海外ともデジタルトランスフォーメーション(DX)やモダナイゼーション分野を中心にSI/サービス受注が拡大した。ハード一体型ビジネスで部材供給影響を受けたほか、再編の影響もあったものの、通常費用の効率化や採算性改善を進めたことが利益を押し上げた。23年3月期通期業績予想は、売上高3兆7200億円(前期比3.7%増)、営業利益4000億円(同82.5%増)、純利益2800億円(同53.3%増)の従来見通しを据え置いている。

■愛三工業 <7283>  700円  +13 円 (+1.9%)  11:30現在
 愛三工業<7283>が反発。27日取引終了後に発表した23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算で、最終利益は前年同期比6.6%減の37億5500万円となった。最終減益となったものの、同社のこれまでの計画(同17.9%減の33億円)を上回って着地し、これが買い安心感につながったようだ。自動車メーカーの減産や原材料高などの影響を受けた一方、円安や合理化努力が業績を下支えした。売上高は同8.9%増の1062億8900万円と、これまでの計画(同5.5%増の1030億円)を上回った。通期の業績予想については、売上高を2100億円から2300億円(前期比18.7%増)に引き上げた。デンソー<6902>から取得したフューエルポンプモジュールを手掛ける事業会社の業績を加算した。

■アルフレッサ <2784>  1,697円  +25 円 (+1.5%)  11:30現在
 アルフレッサ ホールディングス<2784>は反発。27日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(4~9月)連結業績について、売上高が1兆3040億円から1兆3320億円(前期比3.4%増)へ、営業利益が76億円から115億円(同26.1%増)へ、純利益が54億円から79億円(同13.1%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。医療用医薬品市場の伸びが想定を上回って推移したことに加え、メディカル品が伸長したことが寄与した。また、グループ全体で販管費抑制に取り組んだことも奏功した。

●ストップ高銘柄
 ヤマト・インダストリー <7886>  904円  +150 円 (+19.9%) ストップ高買い気配   11:30現在
 以上、1銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均