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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米バイデン政権はドル高容認も円買い介入に思惑


17日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米バイデン政権のドル高基調容認を受け、金利高を背景としたドル買いは継続の見通し。ただ、日本政府の円買い介入への思惑は根強く、慎重な円売りでドル高は抑制されそうだ。

前週末に発表された米ミシガン大学消費者信頼感で期待インフレ率の伸びが加速し、この日は連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締め加速を期待した米金利高・ドル高基調に振れた。ユーロ・ドルは0.97ドル付近まで失速し、ドル・円は148円80銭台に浮上。また、週末に米国のバイデン大統領やイエレン財務長官が足元のドル高を容認する姿勢を相次いで示した。それを受け、週明けアジア市場でドル・円は148円台で底堅く推移した。

この後の海外市場は欧州通貨の動向やドル高を見極める展開となりそうだ。英国の財政政策について新財務相と中銀総裁は政策姿勢が一致したもようで、ポンドをはじめ欧州通貨が買われればドルへの下押し圧力になる。ただ、米バイデン政権によるドル高政策を背景に、ドルへの買い安心感が強まるだろう。一方、ドル・円は日本政府が9月に円買い介入を実施してからすでに3円程度切り上げ、次の介入を警戒して一段の円売りには慎重になるとみる。

【今日の欧米市場の予定】
・21:30 米・10月NY連銀製造業景気指数(予想:-1.0、9月:-1.5)

《FA》

 提供:フィスコ

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