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話題株ピックアップ【昼刊】:INPEX、AGC、ウェルスナビ

■三益半導体工業 <8155>  2,145円  +223 円 (+11.6%)  11:30現在  東証プライム 上昇率2位
 30日に決算を発表。「非開示だった今期経常は45%増で2期連続最高益、未定だった配当は19円増配」が好感された。
 三益半導体工業 <8155> [東証P] が9月30日大引け後(15:00)に決算を発表。23年5月期第1四半期(6-8月)の経常利益(非連結)は前年同期比74.7%増の32.1億円に拡大した。業績好調に伴い、従来未定としていた今期の上期配当を32円(前年同期は19円)実施するとし、従来未定としていた下期配当も32円実施する方針とした。年間配当は前期比19円増の64円に増配となる。
  ⇒⇒三益半導体工業の詳しい業績推移表を見る

■INPEX <1605>  1,393円  +34 円 (+2.5%)  11:30現在
 INPEX<1605>や石油資源開発<1662>、ENEOSホールディングス<5020>が高い。5日予定されている石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟国から成る「OPECプラス」の会合で日量100万バレル以上の減産を検討する、と複数のメディアが報じた。これを受け、3日の時間外取引のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)11月限が82ドル前後へ急上昇している。先週末30日の同価格は79.49ドルで取引を終えていた。

■ミダックHD <6564>  3,420円  +70 円 (+2.1%)  11:30現在
 ミダックホールディングス<6564>は3日続伸している。9月30日の取引終了後、静岡県裾野市と「地震等大規模災害時における災害廃棄物の処理等に関する協定」を締結したと発表しており、これが好材料視されている。同協定は、大規模災害時などにおける早期復旧を迅速に行うために、廃棄物の処理などで協力することを目的としたもの。裾野市における大規模災害発生時に同市からの協力要請を受けた場合、人員、車両、資機材の調達や災害廃棄物処理などに可能な限り協力するとしている。

■AGC <5201>  4,540円  +50 円 (+1.1%)  11:30現在
 AGC<5201>が反発。3日付の日本経済新聞は「AGCは新型コロナウイルスワクチンで用いる『メッセンジャーRNA(mRNA)』と呼ぶ原料を国内で生産する」と報じた。日本では第一三共<4568>などが国産ワクチンの開発に動いており医薬品メーカーに提供する、という。具体的には、横浜市の拠点に新たな製造設備を設け、ワクチン原料のmRNAを25年にも生産できる体制を整える、としている。この報道を受け、株価は堅調に推移している。

■泉州電業 <9824>  5,210円  +10 円 (+0.2%)  11:30現在
 泉州電業<9824>がしっかり。9月30日の取引終了後、10月31日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表したことが好感されている。投資単位当たりの金額を引き下げることで投資家がより投資しやすい環境を整えるとともに、株式の流動性の向上及び投資家層の拡大を図ることを目的としている。効力発生日は11月1日。

■ウェルスナビ <7342>  1,478円  -103 円 (-6.5%)  11:30現在
 ウェルスナビ<7342>が大幅続落。前週末30日の取引終了後、SBIグループのSBI証券、SBIネオモバイル証券の2社との業務提携を解消すると発表しており、今後の業績への影響を懸念した売りが出ているようだ。提携パートナー事業が順調に成長していることでSBIグループ2社への依存度が低下していることや、2社の知名度や信用力に頼らなくても事業成長を維持できることなどを考慮し、提携の解消を決めた。2社向けサービスの顧客と預かり資産は自社サービスに引き継がれるため、営業収益への貢献は変わらないという。なお、提携解消に伴い2社へのレベニューシェアの支払いがなくなることから、22年12月期営業利益予想を3300万円から4500万円(前期4億3200万円の赤字)へ上方修正した。営業収益予想については従来予想を据え置いた。

■ニトリホールディングス <9843>  11,935円  -255 円 (-2.1%)  11:30現在
 ニトリホールディングス<9843>が続落。前週末9月30日の取引終了後に23年3月期上期(2月21日~8月20日)の決算を発表。営業利益が前年同期比10.9%減の690億4500万円と減益で着地したことが嫌気されているようだ。円安進行や原油高による輸入コストの上昇などが利益を押し下げた。売上高については、同2.1%増の4230億7200万円と増収を確保した。なお、変則決算となる今期業績予想の変更はないとしている。

■三菱UFJ <8306>  643.5円  -8 円 (-1.2%)  11:30現在
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが軟調。前週末の米国株市場ではゴールドマン・サックス・グループ<GS>、JPモルガン<JPM>など大手金融株が軒並み安に売られ、全体相場の下げを助長した。米長期金利が上昇傾向を強めているが、2年債利回りが10年債利回りを上回る逆イールド現象が常態化しており、リセッション懸念が高まるなか内需の要である銀行株への押し目買いの動きも限定的となっている。東京市場でも銀行セクターは上値が重い状況にある。海外ではクレディ・スイスの財務不安説が浮上していることも、金融株にネガティブに働いている。

■Unipos <6550>  206円  +50 円 (+32.1%) ストップ高   11:30現在
 Unipos<6550>が3営業日ぶりに急反発しストップ高。同社は9月30日、三井住友ファイナンス&リース(東京都千代田区)がグループ会社を含む国内の従業員(約2800人)を対象に、「ピアボーナスUnipos」を導入したと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。「ピアボーナスUnipos」は、従業員同士が「貢献に対する称賛×少額のインセンティブ」を送りあうピアボーナスの仕組みを使って「組織を変える行動を増やす」Webサービス。なお、9月26日には中外製薬<4519>が国内外グループ会社を含む従業員8000人規模で導入したことを明らかにしている。

■東亜石油 <5008>  2,696円  +500 円 (+22.8%) ストップ高買い気配   11:30現在
 東亜石油<5008>がカイ気配。前週末9月30日の取引終了後、出光興産<5019>が東亜石油に対し、完全子会社化を目的にTOBを実施すると発表した。TOB価格を1株3150円としていることから、これにサヤ寄せする格好となっているようだ。出光興産は現在、東亜石油株の50.12%を所有している。買い付け予定数は620万4846株(下限205万8375株、上限設定なし)で、買い付け期間は10月3日から11月15日まで。なお、TOB成立後に同社株は上場廃止となる予定で、これを受けて東京証券取引所は30日付で監理銘柄(確認中)に指定している。

■スタティアH <3393>  1,074円  +150 円 (+16.2%) ストップ高   11:30現在  東証プライム 上昇率トップ
 スターティアホールディングス<3393>がストップ高の1074円に買われている。9月30日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を180億円から193億8500万円(前期比21.1%増)へ、営業利益を7億円から11億円(同3.2倍)へ、純利益を4億2000万円から7億5200万円(同21.5%減)へ上方修正したことが好感されている。情報セキュリティーの主力製品であるUTM(統合脅威管理)を中心としたネットワーク機器の導入が好調であることや、引き続き、MFP(複合機)におけるパートナー販売が好調に推移し、売上高が大幅に上振れていることが要因としている。同時に子会社クラウドサーカスが、テレビ東京ホールディングス<9413>傘下のテレビ東京メディアネットとアニメ領域に特化したNFT事業を共同展開すると発表したことも好材料視されている。テレビアニメの場面写真や設定画などのNFTを扱うマーケットプレイス「fancity(ファンシティ)」を10月をメドに開設する予定で、更に購入したNFTを任意の場所に飾ることができる「fanroom(ファンルーム)」(仮)の開設や、NFT保有者のみが閲覧できる限定コンテンツ、NFT保有者限定の特典などを予定しているという。

■アイ・ピー・エス <4335>  727円  +100 円 (+16.0%) ストップ高   11:30現在
 アイ・ピー・エス<4335>がストップ高の727円に買われている。9月30日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表しており、これが好材料視されている。上限を14万株(発行済み株数の6.02%)、または1億1000万円としており、取得期間は11月15日から12月30日まで。株主還元の充実及び資本効率の向上などを図るためとしている。

■東京インキ <4635>  2,601円  +299 円 (+13.0%)  11:30現在
 東京インキ<4635>が急反騰して一時、前週末比465円(20.2%)高の2767円に買われ18年10月以来約4年ぶりの高値となっている。9月30日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、経常利益を8億7000万円から56億7000万円(前期比6.3倍)へ上方修正したことが好感されている。米国連結子会社の出資先からの出資分配益約48億円を営業外収益として計上することが要因としている。なお、純利益は出資分配益による米国での税金費用及び税効果会計等の影響額を現在確認中であるとして未定としている。

■日本ギア工業 <6356>  382円  +27 円 (+7.6%)  11:30現在
 日本ギア工業<6356>がマドを開けて買われ上値追いに拍車がかかっている。一時7%強の上昇で380円まで買われる場面があった。歯車及びその関連装置メーカーとして高い技術力と商品競争力を有し、原発向けバルブ・アクチュエーターでは群を抜くシェアを確保している。岸田政権がクリーンエネルギーの一環として原発再稼働に前向きな姿勢を示すなか、民間企業も大手重電や総合重機メーカーを中心に新型原子炉の開発に積極的に取り組む動きが目立ってきた。つれて同社の活躍余地も意識されている。業績面では23年3月期営業利益段階で前期比2.8倍の高変化を見込むが、一段の上方修正が有力視される。また、有配企業にしてPBRが0.6倍前後と超割安圏に位置していることも物色人気を後押ししているもようだ。

■ヤマシタHD <9265>  1,607円  +99 円 (+6.6%)  11:30現在
 ヤマシタヘルスケアホールディングス<9265>が全体地合い悪のなか4連騰、きょうは一時9%高に買われる人気となった。同社は九州を営業基盤とする医療機器販売会社で、足もとの業績は堅調に推移している。前週末30日取引終了後に発表した22年6~8月期決算は営業利益が前年同期比29%増の2億5900万円と大幅な伸びを達成した。更に同日、医用超音波の受託研究・開発を手掛けるマイクロソニック(東京都国分寺市)へ出資したことを発表、これらを手掛かり材料に投資資金が攻勢に拍車をかけている。

●ストップ高銘柄
 ラバブルMG <9254>  2,524円  +500 円 (+24.7%) ストップ高   11:30現在
 アースインフィニティ <7692>  5,250円  +700 円 (+15.4%) ストップ高買い気配   11:30現在
 ALBERT <3906>  5,550円  +705 円 (+14.6%) ストップ高買い気配   11:30現在
 など、7銘柄

●ストップ安銘柄
 識学 <7049>  542円  -100 円 (-15.6%) ストップ安   11:30現在
 など、1銘柄

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