アクシージア---22年7月期は2ケタ増収増益、売上高・各利益ともに過去最高を達成
アクシージア<4936>は14日、2022年7月期連結決算を発表した。売上高が前期比42.0%増の82.15億円、営業利益が同18.1%増の16.33億円、経常利益が同27.4%増の17.46億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同28.6%増の11.16億円となった。
中国本土で広告投資を強化し、販売力の強化を図るとともに、次世代の成長製品を創出すべく取り組みを進めてきた。中国においては、中国ECチャンネルの拡大・深耕のため、中国子会社(Xiaozi Cosmetic (Shanghai) Inc.)において、動画プラットフォームTikTokの中国本土版「抖音(Douyin)」、Eコマースプラットフォーム「JD.com(京東)」に旗艦店を出店するとともに、越境ECでは動画プラットフォーム「Kuaishou(快手)」に旗艦店を出店している。また、中国本土におけるSEO対策としてBaidu(百度)を活用しブランド力・認知度の強化にも努めるなど、広告投資や販売力の一層の強化を図るとともに、次世代の成長製品を創出すべく取り組みを進めてきた。日本国内においては、2022年4月1日に化粧品・医薬部外品の製造工場を持つユイット・ラボラトリーズの全株式を取得し連結子会社化しており、製品開発のスピードアップや小ロットでの生産が可能となる地盤を整え、翌年度以降のシナジー創出に向け取り組んできた。
当年度の売上高は過去最高を更新し、利益についても、増収効果により売上総利益は62.21億円と過去最高を更新した。また、昨年と同様に、認知度・ブランド力向上に向け積極的に広告等の先行投資を実施した結果、販売費及び一般管理費が増加したが、各利益についても過去最高となった。
2023年7月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比26.0%増の103.51億円、営業利益が同11.3%増の18.18億円、経常利益が同2.9%増の17.97億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.0%増の11.72億円を見込んでいる。
《ST》
提供:フィスコ