株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

0000 日経平均

指数
40,780.70
前日比
-131.67
-0.32%
比較される銘柄
NYダウ, 
TOPIX, 
ドル建日経
業績
単位
-株
PER PBR 利回り 信用倍率
時価総額

銘柄ニュース

戻る
 

東京株式(大引け)=196円安、急速な円安進行も材料視されず

 7日の東京株式市場は終始売り優勢の展開で、日経平均株価は一時350円以上の下げで2万7200円台まで売られる場面があった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比196円21銭安の2万7430円30銭と反落。プライム市場の売買高概算は11億1504万株、売買代金概算は2兆7522億円。値上がり銘柄数は432、対して値下がり銘柄数は1369、変わらずは36銘柄だった。

 きょうの東京市場は前日の米国株市場でNYダウやナスダック総合株価指数など主要株価指数が揃って下落したことを受け、主力株をはじめ広範囲に売り優勢の展開となった。前日の米国株市場では8月のISM非製造業景況感指数が事前予想に反して上昇、FRBによる金融引き締め長期化を警戒する動きを誘発した。米長期金利の上昇を受け、外国為替市場では急速なドル買い・円売りが進行、一時1ドル=144円台まで円安に振れたが、輸出セクターの一角は買われたものの、円安を好感する動きは極めて限定的だったといえる。あすに予定されるECB理事会の結果発表とラガルドECB総裁の記者会見などを前に、全般は買い手控えムードが強かった。ただ、取引終盤は値ごろ感からの押し目買いや買い戻しが観測され、日経平均は下げ渋った。

 個別では、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連が下落、売買代金トップとなった日本郵船<9101>や商船三井<9104>なども大きく売り込まれる展開。ソフトバンクグループ<9984>も下値を探った。ソニーグループ<6758>、信越化学工業<4063>、日本電産<6594>なども安い。PHCホールディングス<6523>、くら寿司<2695>が急落したほか、ファーマフーズ<2929>、Sansan<4443>も大幅安。シャープ<6753>、アイスタイル<3660>なども下落した。

 半面、ファーストリテイリング<9983>、任天堂<7974>が買い優勢、SMC<6273>も上昇した。NTT<9432>もしっかり。東京海上ホールディングス<8766>が高く、SUBARU<7270>も値を上げた。ウェルネット<2428>が急伸、力の源ホールディングス<3561>、プレミアグループ<7199>なども上値を追った。新日本科学<2395>、FOOD & LIFE COMPANIES<3563>も高い。

出所:MINKABU PRESS

株探からのお知らせ

    日経平均