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株価指数先物【引け後コメント】 前場はやや荒い値動きも、後場は狭いレンジ推移、ロールは順調に進む


大阪9月限
日経225先物 27600 -40 (-0.14%)
TOPIX先物 1924.5 -5.5 (-0.28%)

 日経225先物(9月限)は前日比40円安の2万7600円で取引を終了。寄り付きは2万7730円と、シカゴ日経平均先物(時間外:2万7690円)を上回り、買い先行で始まった。その後軟化し、現物市場の寄り付き直後には2万7550円まで売られた。前場半ばに切り返すと、一時2万7810円まで買われたものの、前引けにかけて再び2万7600円を割り込むなど、狭いレンジながら短期筋の売買によって荒い値動きを見せた。ただし、後場はこう着感が強まり、2万7590円~2万7650円辺りのレンジ推移だった。

 グローベックスの米株先物はプラス圏で推移しており、午後5時時点ではNYダウ先物の上昇幅は200ドルを超えているほか、ナスダック100先物は100ポイントに迫る上昇を見せている。レイバーデーの祝日明けの反発が期待されるなか、日経225先物はナイトセッションでリバウンドを試す動きが意識されやすいだろう。

 ただ、75日、200日移動平均線辺りまでの調整を見せていれば、いったんは売られ過ぎのシグナル発生により、リバウンドを試す動きになりやすいところだったと見られる。両線を割り込まなかったことで、明確な底入れシグナルが確認できないなかでは、依然として方向感はつかみづらくなろう。

 とはいえ、足元では2万7500円辺りで底堅さが見られるから、レンジ下限を切り上げてくる可能性はありそうだ。一方で、上値は抑えられているため、次第に煮詰まり感が意識されてくる。2万7500円からその上の権利行使価格2万7625円に下限が切り上がってくるようだと、上のレンジも2万7750円から2万7875円および2万8000円の権利行使価格に切り上がる可能性はありそうだ。

 先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えて、限月交代に伴うロールオーバーが中心ではあるものの、2万8000円に接近する局面では、ヘッジ対応に伴う調整によって、上へのバイアスを強めてくることになろう。

 NT倍率は先物中心限月で14.34倍に上昇した。狭いレンジでの推移ではあるが、5日線を支持線に変えつつあるため、レイバーデー明けの米国市場が反発を見せてくれば、ややNTロングでのスプレッド狙いの動きに向かいそうである。

 手口面では、日経225先物はゴールドマンが6110枚、BNPパリバが4460枚、クレディスイスが4230枚、バークレイズが3410枚、モルガンSが3150枚程度の売り越しに対して、野村が7370枚、みずほが4890枚、HSBCが4850枚、三菱UFJが3230枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はモルガンSが1万7350枚、ゴールドマンが1万6470枚、バークレイズが8080枚程度の売り越しに対して、みずほが1万4630枚、ソジェンが1万2400枚、野村が8950枚程度の買い越しだった。日経225先物、TOPIX先物ともに、限月交代に伴うロールオーバーであるが、順調に進んでいるようだ。

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