大阪金概況:下落、米長期金利上昇など映すもやや方向感を欠く展開
大阪取引所金標準先物 23年8月限・日中取引終値:7614円(前日日中取引終値↓31円)
・推移レンジ:高値7632円-安値7604円
1日の大阪取引所金標準先物(期先:23年8月限)は下落した。昨日の海外市場で上昇した米長期金利が今日も底堅く推移し、金利のつかない資産である金の投資魅力が低下するとの見方から、金は売られやすい地合いとなった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が4日続落し、これを受けた今日の日経平均が大幅に続落したことから、投資家のリスク資産回避の動きが強まり、安全資産としての金の投資需要は継続した。こうした動きや心理を映し、今日の金先物は売りが優勢だったが、やや方向感を欠く展開となった。
《FA》
提供:フィスコ