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話題株ピックアップ【昼刊】:菱洋エレク、田中化研、セルソース

■菱洋エレクトロ <8068>  2,575円  +296 円 (+13.0%)  11:30現在  東証プライム 上昇率トップ
 菱洋エレクトロ<8068>は急騰で年初来高値を更新。8月31日の取引終了後、23年1月期の連結業績予想について、売上高を1000億円から1130億円(前期比0.8%増)へ、営業利益を23億円から36億円(同59.4%増)へ、純利益を15億3000万円から23億5000万円(同25.4%増)へ上方修正し、100円としていた年間配当予想を110円に引き上げると発表しており、これを好感した買いが流入している。産業分野やOA機器を中心に半導体/デバイス事業が好調に推移し、自動化や省人化を目的としたデジタル化推進を背景に企業のIT関連設備投資が堅調に推移した上期の業績が大幅に伸長したことが要因。なお、同時に発表した第2四半期累計(2~7月)決算は、売上高608億900万円(前年同期比16.4%増)、営業利益25億1300万円(同2.6倍)、最終利益17億8000万円(同2.1倍)だった。

■田中化学研究所 <4080>  1,742円  +186 円 (+12.0%)  11:30現在
 田中化学研究所<4080>が反発、全体相場が急速にリスクオフに傾くなか強さを発揮している。世界的な電気自動車(EV)シフトの動きが加速するなか、その基幹部品である2次電池の確保も重要な課題となっている。そうしたなか、トヨタ自動車<7203>が31日、最大7300億円を投じ日本と米国で電池の増産を行う方針を発表した。これを受けて、リチウムイオン電池向け正極材料の専業メーカーである同社にビジネスチャンスが広がるとの思惑が高まった。

■セルソース <4880>  5,110円  +385 円 (+8.2%)  11:30現在
 セルソース<4880>は3連騰。8月31日の取引終了後、22年10月期の単独業績予想について、売上高を33億8900万円から40億5000万円(前期比38.6%増)へ、営業利益を11億1800万円から13億3600万円(同34.7%増)へ、純利益を6億7700万円から8億3300万円(同28.0%増)へ上方修正したことが好感されている。提携医療機関数の拡大に伴い加工受託件数が大幅に増加していることに加え、化粧品販売でB2Bモデルへの変革が奏功し、同サービスの売り上げが想定以上に伸長していることが要因としている。

■KADOKAWA <9468>  3,220円  +180 円 (+5.9%)  11:30現在  東証プライム 上昇率3位
 KADOKAWA<9468>が全体軟調相場のなか大幅高。8月31日の取引終了後、子会社フロム・ソフトウェアが中国IT大手テンセント・ホールディングスの子会社Sixjoy Hong Kong(シックスジョイ)、ソニーグループ<6758>傘下のソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)それぞれを割当先とする第三者割当増資を行うと発表。これが材料視されているようだ。これにより調達する資金約364億円は、ゲームIPの企画・開発の強化や世界市場における自社パブリッシングの範囲拡大に向けた体制構築に充てる。発行後のフロム・ソフトウェアの持ち株比率は、カドカワが69.66%、シックスジョイが16.25%、SIEが14.09%となる。

■日本製鉄 <5401>  2,240円  +31.5 円 (+1.4%)  11:30現在
 日本製鉄<5401>が反発。1日付の日本経済新聞は、トヨタ自動車<7203>と同社は「車用の鋼材を値上げすることで合意した」と報じた。部品会社に供給する価格を2022年度下期(22年10月~23年3月)は上期よりも1トン当たり約4万円引き上げる、という。上昇幅は10年度以降で最大になる見通し。

■ツルハホールディングス <3391>  7,860円  +110 円 (+1.4%)  11:30現在
 ツルハホールディングス<3391>は反発。8月31日の取引終了後に発表した8月度の月次営業速報で、既存店売上高が前年同月比1.8%増と2カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。客単価が同2.2%増と引き続き堅調に推移したことが寄与した。なお、全店売上高は同6.0%増だった。

■マックス <6454>  2,014円  +6 円 (+0.3%)  11:30現在
 マックス<6454>が3日続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は31日、同社株の目標株価を2100円から2440円に引き上げた。レーティングは「バイ」を継続した。鉄筋結束機「ツインタイア」の消耗品と内外ハードの貢献、円安効果などで業績の更なる上昇を想定しており、23年3月期の連結営業利益を従来予想の84億円から前期比28.7%増の96億5000万円(会社予想90億円)に増額修正している。24年3月期の同利益も99億5000万円から111億5000万円に見直した。

■日経レバ <1570>  14,280円  -435 円 (-3.0%)  11:30現在
 NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>が大幅続落、一時3.4%安に売り込まれ1万4000円大台の攻防も視野に入ってきた。日経レバは日経平均株価に連動する仕組みで組成されたETFで、全般相場が波乱展開となると個人投資家を中心とした短期資金の参戦が活発化する。日経平均を投資対象としているが、価格変動率が2倍に設定されていることが特徴で人気が高い。売買代金は午前10時12分現在で650億円を超えており全市場を通じて断トツとなっている。全体相場は前日の米株安に追随してリスク回避の売りがかさんでいる。ただ、個人投資家はここ日経レバを買い越す動きが目立っており、2万8000円割れは押し目買いチャンスとみる向きが多いようだ。

■トヨタ自動車 <7203>  2,051円  -50.5 円 (-2.4%)  11:30現在
 トヨタ自動車<7203>は売り優勢の展開ながら2000円トビ台では押し目買い意欲も旺盛となっている。注目されるのは同社株の売買代金で、きょうは全上場企業のなかで日本郵船<9101>やレーザーテック<6920>と首位を争う状況にある。外国為替市場ではドル買い・円売りの動きが加速し、足もと1ドル=139円台半ばまで円安が進行、98年8月末以来となる1ドル=140円をつけるかどうかにマーケットの関心が高まっている。そのなか、製造業のなかでも為替感応度で群を抜く同社にとって、円安進行は収益面で強力な追い風材料だ。同社の23年3月期通期の想定為替レートについては第1四半期決算発表時に1ドル=130円に修正したが、それでも実勢よりも9円以上円高の設定で、為替メリットに対する思惑が買いの根拠となっている。一方、一部メディアを通じて車用鋼材値上げの話が伝わっており、これは車両価格の上昇につながり価格転嫁となれば売れ行きにも影響を与えそうで、株価にはネガティブに働きやすい。

■ソフトバンクグループ <9984>  5,451円  -111 円 (-2.0%)  11:30現在
 ソフトバンクグループ<9984>は続落。ここ5000円台半ばで売り買いを交錯させているが、足もとでリスク回避の売り圧力が強まっている。前日の米国株市場では主要株価指数が揃って4日続落となり、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も既にフシ目の1万2000大台を割り込み、75日移動平均線絡みの攻防となっている。米ハイテク株に積極投資する同社株はナスダック市場の動向と株価の連動性が高いことで知られ、足もと風向きが悪くなっている。加えて、8月31日に「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」の立ち上げの貢献者であるラジーブ・ミスラ副社長が同日付で辞任することを発表、これが今後の同社の投資戦略に影響を与えるとの見方も浮上するなか、株価にネガティブな影響を与えている。一方、株式需給面では自社株買いが期待できることで下値抵抗力も発揮している。

■キッズウェル・バイオ <4584>  299円  +52 円 (+21.1%)  11:30現在
 キッズウェル・バイオ<4584>はマドを開けて買われ急騰。8月31日の取引終了後、ニコン<7731>子会社のニコン・セル・イノベーションと協働して製造・構築を進めていた、乳歯歯髄幹細胞(SHED)を再生医療等製品として製品化するための基となるマスターセルバンクについて構築を完了したと発表しており、これを材料視した買いが集まっているようだ。両社によると、再生医療等製品向けSHEDマスターセルバンクの構築完了は日本初という。今後、キッズバイオはSHEDによる細胞治療・遺伝子治療製品等の創出を目指していく。

■日宣 <6543>  699円  +100 円 (+16.7%) ストップ高   11:30現在
 日宣<6543>がストップ高まで買われている。同社は8月31日、気象連動型広告配信ツールを展開するルグラン(東京都港区)に出資したと発表しており、これが材料視されているようだ。この資本提携は、広告の効果を上げたいクライアントのニーズと、個人情報をコントロールしながら質の高い情報を得たい生活者のニーズを満たす手段として行うもの。これにより、同社はクライアントに対し、脱Cookie時代を見据えたマーケティングを支援する体制が更に強化されるとしている。

■ASNOVA <9223>  1,070円  +150 円 (+16.3%) ストップ高買い気配   11:30現在
 ASNOVA<9223>がストップ高カイ気配となっている。8月31日の取引終了後、株主優待制度を導入すると発表しており、これが好材料視されている。株主優待制度「ASNOVAプレミアム優待倶楽部」を新設し、毎年3月末と9月末時点で500株以上を保有する株主を対象に、株主優待ポイント(保有株数に応じて5000から1万5000ポイント)を年2回付与する。ポイントは1ポイント1円相当で、こだわりグルメやスイーツ、家電製品、選べる体験ギフトなどと交換できる。23年3月末の基準日から適用を開始するとしている。

■ベクター <2656>  356円  +36 円 (+11.3%)  11:30現在
 ベクター<2656>が全体相場に逆行し、一気に水準を切り上げてきた。ビジネスソフト販売を主力とし、業績は低迷が続いているものの、電子署名事業などに注力するなど業容拡大を図っている。8月31日取引終了後、定款を一部変更し、事業目的にNFT、ブロックチェーン、メタバースに関連するシステムの企画・開発・販売などを追加したことを発表、これが足もとの株価を強く刺激する格好となっている。中低位株物色人気に乗り、3月1日につけた年初来高値348円払拭から更に上値を追う動きにある。

■ODKソリューションズ <3839>  620円  +29 円 (+4.9%)  11:30現在  東証プライム 上昇率5位
 ODKソリューションズ<3839>が高い。8月31日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表しており、これが好感されているようだ。取得上限は10万株(発行済み株数の1.2%)、または1億円。期間は9月1日から来年5月31日まで。

●ストップ高銘柄
 グラフィコ <4930>  2,539円  +500 円 (+24.5%) ストップ高   11:30現在
 大谷工業 <5939>  6,280円  +1,000 円 (+18.9%) ストップ高   11:30現在
 ぷらっとホーム <6836>  1,000円  +150 円 (+17.6%) ストップ高買い気配   11:30現在
 大泉製作所 <6618>  1,030円  +150 円 (+17.1%) ストップ高   11:30現在
 など、6銘柄

●ストップ安銘柄
 フジックス <3600>  2,354円  -500 円 (-17.5%) ストップ安   11:30現在
 以上、1銘柄

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