大阪金見通し:下落か、米長期金利上昇映すも下値は堅い展開へ
大阪取引所金標準先物 23年8月限・夜間取引終値:7619円(前日日中取引終値↓26円)
・想定レンジ:上限7640円-下限7560円
1日の大阪取引所金標準先物(期先:23年8月限)は下落しそうだ。昨日の海外市場で米長期金利が上昇し、金利のつかない資産である金の投資魅力が低下するとの見方から、金は売られやすい地合いとなっている。一方、米株式市場でダウ平均が4日続落しており、投資家のリスク資産回避の動きが強まることが想定され、安全資産とされる金の投資需要は継続するとみられる。こうした動きや心理を映し、今日の金先物は売りが先行するも下値は堅い展開となりそうだ。
《FA》
提供:フィスコ