三菱UFJなどメガバンクは強弱観対立、日米で長期金利が上昇傾向に
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクは前日終値近辺で強弱観を対立させている。ここにきて米国では再びインフレ警戒感からFRBによる金融引き締め強化の思惑が強まり、米10年債利回りが3%台を上回って推移している。また、日本国内でも10年債利回りが最近は0.2%台に浮上するなど上昇傾向にあり、メガバンクにとっては運用環境の改善期待から株価にはポジティブ材料となる。一方、三菱UFJは22年4~6月期の最終利益が前年同期比7割減となるなど低調だったほか、信用買い残も大幅に買い長で株式需給面から上値の重さも意識されやすくなっている。
出所:MINKABU PRESS
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