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7325 アイリック

東証G
749円
前日比
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PTS
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業績
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時価総額 65.2億円
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アイリックコーポレーション---22年6月期は2ケタ増収・増益、ソリューション事業・システム事業が順調に推移


アイリックコーポレーション<7325>は12日、2022年6月期連結決算を発表した。売上高が前期比12.1%増の51.99億円、営業利益が同14.3%増の4.18億円、経常利益が同15.5%増の4.32億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.7%増の2.55億円となった。

保険販売事業の売上高は前期比10.4%増の30.45億円、先行して出店を加速させた事による人件費や家賃の増加により、セグメント利益は同8.4%減の4.50億円となった。直営店部門は、通年でWeb広告を強化し、かつ電話相談・オンライン相談への積極的な誘導という施策を実施した結果、Web経由での予約数は増加したが、断続的に続いた緊急事態宣言やまん延防止等重点措置により、既存店に直接来店される新規顧客数は伸び悩んだ。しかし、上期の早い段階で6店舗の新規出店と1店舗の統廃合を実現したことによる効果から、売上高は前期を上回る結果となった。直営店舗数は前期末より6店舗増加して2022年6月末で58店舗となった。法人営業部門は、新規案件及び大型契約の獲得により、前期の売上高を上回る結果となった。

ソリューション事業の売上高は前期比16.5%増の15.47億円、セグメント利益は同57.9%増の5.94億円となった。FC部門は、大手携帯電話販売会社や自動車販売会社など他業界からの新規参入意欲は大きく、FC登録見込数の増加傾向が続いているが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響から集客が著しく減少したFC店舗の閉店もあり、2022年6月末のFC店舗数は前期末比1店舗増の196店舗となった。AS部門は、保険会社・金融機関向け「スマートOCR(R)」の受注が順調に推移し、生命保険給付金支払いプラットフォームが始動した。また、保険会社や地方銀行、大手保険代理店による「ASシステム」「AS-BOX」の導入が進んだことから、2022年6月末のID数は、前期末の 8,401IDから9,995 IDと1,594ID増加した。保険販売に積極的な地方銀行も増加傾向にあり、2022年6月末における銀行の導入は27行となった。大手保険会社をはじめとした大型案件は複数継続しており、具体的な導入に向けての検討が進んでいる。

システム事業の売上高は前期比10.1%増の6.06億円、セグメント利益は同4.0%増の0.37億円となった。子会社であるインフォディオは、「スマートOCR(R)」の新規受注が好調に推移した。受注済みの開発案件に加え、新たに、独立行政法人統計センターの産業・職業分類格付の研究業務の受託、みずほ銀行の経理業務効率化支援サービス「みずほデジタルアカウンティング」、コダックアラリスのネットワークスキャナー、及びユニアックスのAI会計自動仕訳クラウドサービス「KEIRAKU」などに「スマートOCR(R)」が搭載された。これにより売上高は前年同期に比べて増加した。

2023年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比17.8%増の61.22億円、営業利益が同27.2%減の3.04億円、経常利益が同28.1%減の3.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同30.0%減の1.79億円を見込んでいる。

《ST》

 提供:フィスコ

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