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ダウ平均は300ドル超上昇 次第に楽観的な見方も=米国株概況

NY株式12日(NY時間16:20)
ダウ平均   33761.05(+424.38 +1.27%)
S&P500    4280.15(+72.88 +1.73%)
ナスダック   13047.19(+267.28 +2.09%)
CME日経平均先物 28715(大証終比:+175 +0.61%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は3日続伸。上げ幅は300ドルを超えた。米消費者物価指数(CPI)を始め、今週発表の物価指標がインフレのピークを期待させる内容となったことで、株式市場は買い戻しを加速させた。その流れが本日も続いた格好。

 FRBのタカ派姿勢に変化はないものの、FRBが積極利上げ姿勢を後退させる時期が予想以上に早くなるのではとの見方が株式市場をサポートしている。リセッション(景気後退)も気掛かりではあるが、マイルドな後退になるとの見方も根強い。

 これまでは、最近の上昇は典型的な弱気相場の中の一時的上昇との見方が有力だったが、一部からは、今回はそれ以上の動きだとの見方も出つつあるようだ。

 「市場が年内に最高値を更新と主張しているわけではないが、インフレが緩和されFRBが利上げのペースを緩めれば、高値を目指しても不思議はない」との声も出ている。市場には次第に楽観的な見方が広まりつつあるようだ。

 きょうはIT・ハイテク株が堅調。米国債利回りが低下しており、金利に敏感な成長株に買いが入っている。

 遺伝子解析のイルミナ<ILMN>が決算を受け下落。同社は、がん検査のグレイル社の買収を巡る欧州での罰金の可能性に直面しており、通期の利益見通しを下方修正した。

 レストラン向けプラットフォーム提供のオロ<OLO>が決算を受け大幅安。売上高が予想を下回ったほか、通期のガイダンスも予想を下回る売上高見通しを示した。

 バイオテクノロジーのセルタラ<CERT>が大幅安。EQTアバターを含む複数の既存株主からの保有株の売り出しを発表した。

 会計管理システムのエクスペンシファイ<EXFY>が決算受け大幅安。売上高が予想を下回った。ただ、複数年に渡る25%-35%の成長という長期ガイダンスは再確認した。

 レストラン向けプラットフォーム運営のトースト<TOST>が決算受け大幅高。通期の売上高見通しを上方修正している。

 遺伝子分析のコ・ダイアグノスティクス<CODX>が大幅安。1株損益が予想外の赤字だったほか、売上高が予想を大きく下回った。

 フィットネス機器のペロトン・インタラクティブ<PTON>に買いが強まった。約800人の雇用を削減し、「Bike+」と「Tread」の価格を引き上げ、徹底した改革に乗り出すと伝わった。

 オンラインでの法律やコンプライアンス相談を手掛けるリーガルズーム<LZ>が決算を受け大幅高。1株利益、売上高とも予想を上回った。

イルミナ<ILMN> 208.33(-19.12 -8.40%)
オロ<OLO> 8.26(-4.73 -36.41%)
セルタラ<CERT> 17.56(-2.63 -13.03%)
エクスペンシファイ<EXFY> 21.46(-2.84 -11.69%)
トースト<TOST> 19.64(+1.49 +8.21%)
コ・ダイアグノスティクス<CODX> 4.48(-1.98 -30.65%)
ペロトン<PTON> 13.53(+1.62 +13.60%)
リーガルズーム<LZ> 12.97(+1.98 +18.02%)

アップル<AAPL> 172.10(+3.61 +2.14%)
マイクロソフト<MSFT> 291.91(+4.89 +1.70%)
アマゾン<AMZN> 143.55(+2.91 +2.07%)
アルファベットC<GOOG> 122.65(+2.83 +2.36%)
テスラ<TSLA> 900.09(+40.20 +4.68%)
メタ・プラットフォームズ<META> 180.50(+3.01 +1.70%)
AMD<AMD> 100.83(+2.71 +2.76%)
エヌビディア<NVDA> 187.09(+7.67 +4.27%)
ツイッター<TWTR> 44.26(+0.32 +0.73%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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