三井松島HDが続急騰、空売り買い戻しで上昇加速し23年ぶり高値圏を快走
三井松島ホールディングス<1518>が続急騰、620円高の4590円まで値を飛ばした。同社株は業績上方修正を受けて前日に700円高のストップ高に買われる異彩人気となったが、きょうも買いの勢いは衰えず上値指向を強めている。石炭市況の高騰を背景に業績が様変わりしており、23年3月期営業利益は期初見通しを増額修正し前期比2.8倍の232億円と大幅ピーク利益更新を見込んでいる。時価は1999年7月以来約23年ぶりの高値圏を走るが、依然としてPERが4倍前後と超割安圏にあるほか、株主還元の強化で配当利回りも5%前後と高く、水準訂正高を狙う買いが高水準だ。また、直近は一部機関投資家経由の貸株調達に伴う空売りが急増していることも判明、これが踏み上げ相場の思惑を助長している。
出所:MINKABU PRESS
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