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外為サマリー:一時1ドル130円60銭まで軟化、米景気懸念でドル売り優勢

 2日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=130円93銭前後と前日の午後5時時点に比べ1円60銭強のドル安・円高となっている。

 1日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=131円61銭前後と前週末に比べて1円60銭強のドル安・円高で取引を終えた。米7月ISM製造業景況感指数が前月から低下したことなどが影響し、一時131円60銭まで軟化した。

 米景気の先行き不透明感を背景に、東京市場に移ってからもドル売り・円買いが優勢となっている。米長期金利が低下していることや、台湾を巡る米中関係の悪化懸念などから積極的にはドルを買いにくく、午前9時30分過ぎには130円60銭と6月上旬以来のドル安・円高水準をつける場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0287ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0060ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=134円69銭前後と同90銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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