テセックが急反落、第１四半期営業利益２５％減がネガティブサプライズ

　テセック<6337>が急反落している。２６日の取引終了後に発表した第１四半期（４～６月）連結決算が、売上高１６億１９００万円（前年同期比１１．７％減）、営業利益３億３００万円（同２５．２％減）、純利益４億６６００万円（同２９．８％増）と大幅営業減益となったことがネガティブサプライズとなっているようだ。

　半導体メーカーの投資意欲は継続しているものの、電子部品などの調達難が解消せず、一部出荷計画に遅れが発生したことなどにより、ハンドラ（選別装置）、テスタが減少した。なお、２３年３月期通期業績予想は、売上高８２億円（前期比９．２％増）、営業利益１８億円（同３．０％増）、純利益１５億円（同１２．９％減）の従来見通しを据え置いている。

出所：MINKABU PRESS