FDK急騰で戻り高値クリア、全固体電池分野の展開力評価で投資資金が再攻勢
FDK<6955>が急騰、13%を超える上昇で今週5日につけた924円の高値を払拭するとともに、3月30日の戻り高値940円もクリアした。「水素空気電池」の電力事業者向けサンプル出荷を2023年に開始するとの報道を受け、5日にストップ高寸前まで買われる人気となった。前日は目先筋の利益確定売りで反落したが、きょうは改めて投資資金が再攻勢をかけている。市場では「次世代電池の本命とされる全固体電池分野について、世界でも日本が特許獲得数など技術面で優位にあることが報じられている。そのなか、富士通<6702>傘下の同社は同分野に早くから積極的に取り組んでおり、今年度にも(全固体電池を)販売開始の方向にあることが伝わっており、これに着目した買いを呼び込んでいるもよう」(中堅証券ストラテジスト)としている。
出所:MINKABU PRESS
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