東京株式(寄り付き)=売り優勢、米株高安まちまちで強弱観対立
30日の東京株式市場は売り優勢、寄り付きの日経平均株価は前営業日比51円安の2万6753円と続落。
前日の米国株市場ではNYダウが3日ぶりに反発したものの、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は小幅ながらマイナス圏で引けるなど高安まちまちの展開だった。パウエルFRB議長が米景気を失速させてもインフレ抑制を優先するとの見解を示すなど、FRBの金融引き締め強化への警戒感は拭えない。ただ、外国為替市場では一段と円安が進んでいることで、輸出株セクターには追い風材料となりやすい。きょうは月末で機関投資家のリバランスの買いが予想されていることも、日経平均の下値を支える要因として意識される。
出所:MINKABU PRESS
前日の米国株市場ではNYダウが3日ぶりに反発したものの、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は小幅ながらマイナス圏で引けるなど高安まちまちの展開だった。パウエルFRB議長が米景気を失速させてもインフレ抑制を優先するとの見解を示すなど、FRBの金融引き締め強化への警戒感は拭えない。ただ、外国為替市場では一段と円安が進んでいることで、輸出株セクターには追い風材料となりやすい。きょうは月末で機関投資家のリバランスの買いが予想されていることも、日経平均の下値を支える要因として意識される。
出所:MINKABU PRESS