郵船は買い優勢、バルチック指数戻り歩調でインカム狙いの押し目買いも誘導
日本郵船<9101>がリバウンド狙いの買いが優勢。世界的な景気減速に対する懸念が高まるなか、グローバル物流需要の減少に対する警戒感が海運セクターには逆風となっている。ただ、鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数がここ戻り歩調を鮮明としており、前週末時点で4日続伸となり2578まで上昇、今月1日以来の水準を回復している。これが足もとで追い風材料となっている。
また、大手海運株は配当利回りの高さから、株価下落局面ではインカムゲインを狙った買いも誘導しやすい。郵船の配当利回りは前日終値換算で11.6%と際立って高く、9000円大台近辺は押し目買いニーズが強い。
出所:MINKABU PRESS
また、大手海運株は配当利回りの高さから、株価下落局面ではインカムゲインを狙った買いも誘導しやすい。郵船の配当利回りは前日終値換算で11.6%と際立って高く、9000円大台近辺は押し目買いニーズが強い。
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