トヨタなど自動車株が頑強な値動き、1ドル135円台の円安は収益大幅増額要因に
トヨタ自動車<7203>、ホンダ<7267>など自動車株が頑強な値動きを示している。外国為替市場では足もとドル買い・円売りの動きが再び活発化しており、1ドル=135円台に入るなど急速に円安が進行している。輸出セクターのなかでもとりわけ為替感応度の高い自動車株は輸出採算改善効果への期待から株価にポジティブに働いている。トヨタは1円の円安で営業利益を400億円以上押し上げると試算されており、同社の23年3月期の通期想定為替レートは115円で設定されており、実勢の円安による利益上乗せ効果は単純計算で8000億円前後に及ぶことになる。
出所:MINKABU PRESS
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