レーザーテックは売り優勢、商い高水準も米半導体株安受け上値重い展開に
レーザーテック<6920>は強弱観対立のなかも目先売りに押される展開。同社株は売買代金ランキングではプライム市場で連日首位の座を占めるなどマーケットの注目度が高いが、株価は上値の重い展開が続いている。きょうは、前日の米国株市場で半導体関連株が軟調で、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.4%安に売られたことから、同社株もフシ目の1万8000円台を割り込む展開となっている。同社の海外輸出比率は80%を超えており、直近の円安加速を背景に為替メリットが期待されるものの、株価の反応は鈍い。株式需給面では信用の買い残の整理が進んでいないことも買い手控えにつながっているようだ。
出所:MINKABU PRESS
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