トヨタが続伸、一時1ドル133円台の急速な円安進行で収益上振れ期待
トヨタ自動車<7203>が続伸。頑強な展開で売り物をこなし、2200円近辺のもみ合い上放れを期待させる動きを見せている。足もと外国為替市場で一段とドル買い・円売りの動きが進展し、一時1ドル=133円台まで円安が進行するなど、為替感応度の高い同社株にとっては追い風が強い。同社の23年3月期業績は営業利益ベースで前期比2割減益の2兆4000億円を見込んでいるが、通期想定為替レートを1ドル=115円と非常に厳しくみている。同社は1円のドル高・円安で営業利益が400億円以上も上振れすると試算されており、今期業績の増額修正期待が買いを誘導している。
出所:MINKABU PRESS
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