JAL、ANAHDが買い優勢の展開、大型連休は旅客需要復活で国内線にぎわう
日本航空<9201>、ANAホールディングス<9202>いずれも買い優勢の展開となっており、空運株は業種別騰落でも33業種中で海運に次ぐ値上がり率2位に買われている。今年の大型連休は、まん延防止措置などの行動規制がなく最大10連休となることもあって、旅行需要が大きく喚起される状況となっている。前週末29日に羽田空港など国内線ロビーは旅客が急増し、新型コロナウイルスの感染拡大前の需要に近い形で回復が鮮明となった。また、28日取引終了後に発表したANAHDの23年3月期の営業損益は500億円の黒字(前期実績は1731億2700万円の赤字)と3期ぶりの黒字回復を予想していることで、空売り筋の買い戻しも誘発している。
出所:MINKABU PRESS
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