牧野フが続急伸で4カ月ぶり新高値、前期営業益上振れし今期も絶好調で大幅増配を評価
牧野フライス製作所<6135>が大幅続伸、前週28日に大陽線を立てて5日・25日移動平均線をまとめて上抜いたが、きょうはそこからマドを開けて値を飛ばし、1月5日につけた4210円の年初来高値を約4カ月ぶりに更新する人気となった。マシニングセンタを強みとする工作機械メーカー大手で、自動車や航空機向けで高水準の需要を捉え業績は急回復歩調にある。前週28日取引終了後に発表した22年3月期決算で営業利益が113億円の黒字(前の期実績は36億1200万円の赤字)と赤字を脱却、従来計画は80億円の黒字でそこから33億円も上振れしての着地となった。更に23年3月期は前期比27%増の144億円を見込んでおり、今期も好調な業績見通しにあることを受け投資資金が集中した。今期の年間配当も前期実績の60円から90円の大幅増配となる150円を計画しており、3.5%を上回る配当利回りも魅力となる。
出所:MINKABU PRESS
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