タムラが3日続落、連結子会社で減損損失計上し22年3月期最終赤字に下振れ
タムラ製作所<6768>が3日続落している。25日の取引終了後、集計中の22年3月期連結業績について、営業利益が22億円から16億円(前の期比18.7%減)へ、最終損益が11億円の黒字から2億円の赤字(前の期5億4200万円の黒字)へ下振れし、最終赤字転落となったことが嫌気されている。
売上高は880億円(前の期比19.1%増)の従来見通しを据え置いたものの、銅・鉄・錫などの主要な素材価格の上昇に加えて、石油化学製品やその他の購入部材などについても値上がりが続き、利益の確保が難しい局面が継続していることが要因。また、半導体をはじめとする部材調達の遅れで、年度末に予定していた放送機器の売り上げが遅延し、自動車関連の顧客では半導体不足や新型コロナウイルス感染症の拡大により減産が行われたことなども響く。更に、連結子会社で減損損失約5億円を計上することも最終損益を押し下げた。
出所:MINKABU PRESS
売上高は880億円(前の期比19.1%増)の従来見通しを据え置いたものの、銅・鉄・錫などの主要な素材価格の上昇に加えて、石油化学製品やその他の購入部材などについても値上がりが続き、利益の確保が難しい局面が継続していることが要因。また、半導体をはじめとする部材調達の遅れで、年度末に予定していた放送機器の売り上げが遅延し、自動車関連の顧客では半導体不足や新型コロナウイルス感染症の拡大により減産が行われたことなども響く。更に、連結子会社で減損損失約5億円を計上することも最終損益を押し下げた。
出所:MINKABU PRESS