花王は3連騰で上値指向鮮明に、ブラックロックが同社株を買い増す動き
花王<4452>が3連騰、ここにきて機関投資家とみられる継続的な買いが入り、上値指向を強めている。円安進行によるハイテクセクターへの買いに一服感が出るなか、好業績のディフェンシブストックに資金をシフトする動きがみられ、同社もその流れに乗っている。前日取引終了後には資産運用会社のブラックロック・ジャパンは、同社株の保有比率を高めたことを発表、共同保有の形で従来の6.25%から7.27%に引き上げており、直接的にはこれが株価を刺激した。業績も足もと回復基調で22年12月期業績は営業利益段階で1600億円と前期比2ケタ伸長を見込んでおり、買い安心感があることも株価上昇を後押している。
出所:MINKABU PRESS
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