黒谷が急落、２２年８月期業績予想を上方修正も材料出尽くし感強まる

　黒谷<3168>が急落している。１１日の取引終了後、２２年８月期の連結業績予想について、売上高を６３１億６４００万円から７９３億１５００万円（前期比２７．８％増）へ、営業利益を８億２３００万円から１２億６６００万円（同６０．４％減）へ、純利益を５億２８００万円から６億３８００万円（同５２．９％減）へ上方修正したが、株価は直近で上昇していただけに、材料出尽くし感から利益確定売りが優勢となっている。

　グループの主力取扱商品である銅価格が、供給逼迫による好需給環境を背景に高値圏で推移したことが要因としている。なお、第２四半期累計（２１年９月～２２年２月）決算は、売上高４０２億９７００万円（前年同期比４９．４％増）、営業利益８億１９００万円（同４３．１％減）、純利益３億４９００万円（同２０．３％減）だった。

出所：MINKABU PRESS