日製鋼が3日続落、半導体不足で生産に遅れ生じ22年3月期営業利益予想を下方修正
日本製鋼所<5631>が3日続落している。22日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を2260億円から2160億円(前期比9.1%増)へ、営業利益を160億円から150億円(同46.7%増)へ下方修正したことが嫌気されている。自動車分野での設備投資の回復の遅れにより、成形機の需要に力強さが欠けたほか、半導体供給不足の影響により樹脂製造・加工機械の生産や出荷に遅れが生じたことが要因としている。
一方、有価証券売却益を計上したことから、純利益は110億円から135億円(同95.9%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を22円50銭から32円50銭に引き上げた。なお、年間配当予想は55円(前期35円)になる予定だ。
出所:MINKABU PRESS
一方、有価証券売却益を計上したことから、純利益は110億円から135億円(同95.9%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を22円50銭から32円50銭に引き上げた。なお、年間配当予想は55円(前期35円)になる予定だ。
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