シャープがマド開け急落、液晶パネル製造会社の子会社復帰に伴う財務悪化を懸念
シャープ<6753>がマドを開けて急落。前週末18日の取引終了後、液晶パネル製造の堺ディスプレイプロダクト(堺市堺区)の子会社復帰に向けた協議開始を発表しており、買収による財務内容の悪化を懸念した売りが先行しているようだ。
テレビ事業や業務用ディスプレイ事業において、コスト構造上大きな割合を占める高品位パネルの安定調達につなげる狙いがある。シャープは今後、堺ディスプレイプロダクト株の80%を保有する海外ファンドから株式を取得する見通し。なお、あわせて開示された堺ディスプレイプロダクトの直近2020年度の業績は、売上高が1052億1100万円、最終損益が1019億9400万円の赤字。
出所:MINKABU PRESS
テレビ事業や業務用ディスプレイ事業において、コスト構造上大きな割合を占める高品位パネルの安定調達につなげる狙いがある。シャープは今後、堺ディスプレイプロダクト株の80%を保有する海外ファンドから株式を取得する見通し。なお、あわせて開示された堺ディスプレイプロダクトの直近2020年度の業績は、売上高が1052億1100万円、最終損益が1019億9400万円の赤字。
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