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3987 エコモット

東証G
373円
前日比
+1
+0.27%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
93.7 2.28 30.77
時価総額 19.7億円
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エコモット---1Qは増収、インテグレーションソリューションが好調に推移


エコモット<3987>は14日、2022年8月期第1四半期(21年9月-11月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比7.5%増の5.84億円、営業損失は0.11億円(前年同期は0.39億円の利益)、経常損失は0.10億円(同0.39億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は0.08億円(同0.27億円の利益)となった。

インテグレーションソリューションの売上高は前年同期比225.3%増の1.67億円となった。特にKDDI<9433>との営業活動が順調に進んでおり、他のチャネルにおいても堅調に推移した。

コンストラクションソリューションの売上高は前年同期比11.9%減の2.80億円となった。遠隔臨場対応型サービスが前年実績を大きく上回り、顧客基盤の拡大は堅調に推移しているものの、計画していた開発案件を獲得しきれなかった。

モニタリングソリューションの売上高は前年同期比26.9%減の0.50億円となった。主なパッケージサービスである「ゆりもっと」は、新規導入時の端末提供料と、導入後の遠隔監視サービス提供料で構成される。12月1日から3月31日までの4ヶ月間が遠隔監視サービス提供期間に該当するため、当第1四半期は売上の大部分がフロー収益のみとなっている。フロー収益としてはパッケージサービスの導入件数の増加による累計契約数拡大が続いているほか、3Gサービス終了を見据えた3G端末からLTE端末へのリプレイス案件も多く売上拡大に寄与した一方で、ストークの計画案件が獲得に至らなかった。

モビリティサービスの売上高は前年同期比17.9%減の0.86億円となった。2017年頃より、交通事故のリスクを軽減するため、法人車両へのドライブレコーダー等のテレマティクス端末を導入する企業が増加している。このような事業環境の下、累計契約数を拡大してきたが3Gサービス終了を見据えた3G端末の解約が前連結会計年度より生じ始め、ストック売上の積み上げが伸び悩んだ。

2022年8月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比18.7%増の25.67億円、営業利益は同73.6%増の1.07億円、経常利益は同48.2%増の1.12億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同456.5%増の0.76億円とする期初計画を据え置いている。

《ST》

 提供:フィスコ

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