東エレク最高値、米エヌビディア効果で切り返すもアプライドMの時間外急落は警戒材料
東京エレクトロン<8035>は強弱観対立も買いが優勢。前日に上昇一服となったが、きょうはフシ目の6万円大台近辺で売り物をこなして上昇に転じ過去最高値更新となった。前日の米国株市場では画像処理半導体大手のエヌビディア<NVDA>が市場予想を上回る好調な決算を好感され8%を超える大幅高に買われた。半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も上昇に転じており、これが東京市場でも関連銘柄に追い風となっている。ただ、米国株市場の取引終了後に発表された半導体製造装置世界最大手のアプライド・マテリアルズ<AMAT>の8~10月期決算は、売上高が市場コンセンサスに届かなかったことから同社株は時間外で大きく売られており、これが上値を重くする可能性がある。
出所:MINKABU PRESS
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