川口化は大幅続落、第3四半期好決算で期末配当予想を増額修正も材料出尽くし感
川口化学工業<4361>が大幅続落している。4日の取引終了後に発表した第3四半期累計(20年12月~21年8月)連結決算は、売上高57億6300万円(前年同期比20.7%増)、営業利益3億4600万円(同6.6倍)、純利益2億5900万円(同7.7倍)と大幅増益となり、あわせて期末一括配当予想を30円から50円(前期30円)へ引き上げたものの、前日に年初来高値を更新するなど直近で上昇基調にあっただけに、材料出尽くし感から利益確定売りに押されている。
国内自動車生産・販売や海外市況が堅調に回復したことで工業用品向け薬品が伸長したほか、国内自動車生産、国内タイヤ生産の回復で合成ゴム向け薬品も売り上げを伸ばした。また、樹脂薬品や中間体も堅調だった。
なお、21年11月期通期業績予想は、売上高76億5000万円(前期比15.4%増)、営業利益3億5000万円(同4.3倍)、純利益2億6000万円(同4.4倍)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
国内自動車生産・販売や海外市況が堅調に回復したことで工業用品向け薬品が伸長したほか、国内自動車生産、国内タイヤ生産の回復で合成ゴム向け薬品も売り上げを伸ばした。また、樹脂薬品や中間体も堅調だった。
なお、21年11月期通期業績予想は、売上高76億5000万円(前期比15.4%増)、営業利益3億5000万円(同4.3倍)、純利益2億6000万円(同4.4倍)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS