レアジョブ---1Q売上高は増収、AI自動採点サービスPROGOSは25万回の申込を達成
レアジョブ<6096>は12日、2022年3月期第1四半期(21年4-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.6%増の13.14億円、営業利益が同57.6%減の0.44億円、経常利益が同72.5%減の0.29億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同33.5%減の0.44億円となった。
今期、100万回受験を目指すAI自動採点サービスPROGOSは受験申込が25万人を超えた。個人向けサービスは、新型コロナウイルス感染症の終息後を見据えた英語学習ニーズを引き続き取り込んでいるが、コロナ禍における在宅での余暇時間に起因する英語学習ニーズの一時的な高まりが落ち着いてきたことにより売上高は横ばいで推移している。一方で、法人・教育機関向けサービスについては、プロゴスの人員拡充による営業体制強化が寄与し、売上高は増収となった。また、在宅での余暇時間の増加に起因する英語学習ニーズの一時的な高まりが落ち着いたことによるレッスン供給数の減少により売上原価は減少している一方、販売費及び一般管理費については、従業員数が前年同期比で増加したことにより人件費が増加している。
2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比21.9%増の65.00億円、営業利益が同19.6%増の8.00億円、経常利益が同20.8%増の7.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同35.4%増の5.30億円とする期初計画を据え置いている。
《ST》
提供:フィスコ