三井海洋が年初来安値更新、直近4~6月期の最終赤字を嫌気
三井海洋開発<6269>が年初来安値更新。3日の取引終了後、21年12月期上期(1~6月)の決算を発表し、売上高は2281億8000万円(前年同期1564億4600万円)、純利益は13億2200万円(同96億4500万円の赤字)だった。ただ、足もと4~6月期に限ると最終赤字となったことから、これを嫌気した売りが出ているようだ。
売上高はFPSO建造工事の進捗により増加したものの、利益面では一部の建造工事の進捗遅れに伴う追加費用の発生や前期における既存建造工事の収益率低下が下押し要因となった。なお、通期見通しの売上高4000億円(前期比29.1%増)、純利益50億円(前期130億7600万円の赤字)は据え置いた。
出所:MINKABU PRESS
売上高はFPSO建造工事の進捗により増加したものの、利益面では一部の建造工事の進捗遅れに伴う追加費用の発生や前期における既存建造工事の収益率低下が下押し要因となった。なお、通期見通しの売上高4000億円(前期比29.1%増)、純利益50億円(前期130億7600万円の赤字)は据え置いた。
出所:MINKABU PRESS