オプティム---神戸大学とオンライン診療ポケットドクターとdurantaを用いた診療形態の共同研究を開始
オプティム<3694>は29日、神戸大学とZAIKENと、神戸大学医学部附属病院を研究の場とし、同社が提供する「オンライン診療ポケットドクター」とZAIKENが提供する「duranta(デュランタ)」を用いて、心房細動患者の外来診療における小型心電計の郵送システムを活用する新しい診療形態の安全性と有用性の検討を行う共同研究を開始したことを発表。
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「オンライン診療ポケットドクター」は、同社とMRT<6034>の共同サービス。同社の持つリモートマネジメントテクノロジーと、MRTが培ってきた医療情報および医師、医療機関のネットワークを組み合わせ、診療予約やオンライン診療、医薬品や処方箋の配送管理までを一元で行えるスマートフォン用サービス。「duranta」は小型、軽量で最長1週間程の心電図を連続で記録できるホルター心電計である。患者が容易に装着でき、サーバーを介して患者宅からリアルタイムに心電図を病院に送信する事が可能。従来よりも長時間の心電図モニタリングが可能となり不整脈再発の早期発見につながる可能性もあるという。
「オンライン診療ポケットドクター」と「duranta」を組み合わせることで、状態が比較的安定した不整脈疾患患者への通院負担や病院混雑を軽減し、新型コロナウィルス感染症で受診などを控える状況においてオンライン診療への活用が期待できるとしている。
《ST》
提供:フィスコ