タツタが一時10%超安と急落、22年3月期利益予想の減額修正を嫌気
タツタ電線<5809>が急落。株価は一時、前日に比べ10%超安に売られた。同社は27日取引終了後、22年3月期の予想連結利益の下方修正を発表したことが嫌気された。売上高は603億円から652億円(前期比19.6%増)に増額したが、営業利益は40億円から36億円(同1.9%増)に、純利益は29億円から26億5000万円(同0.2%増)にそれぞれ減額した。銅価格の上昇で電線・ケーブル事業が増収となるが、ユーザーの在庫調整や半導体不足の影響で電子材料事業が減益となることなどが響く見通しだ。
出所:MINKABU PRESS
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