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4837シダックス

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シダックスは大幅反落、21年3月期は最終損益黒字転換も材料出尽くし感

 シダックス<4837>は大幅反落している。18日の取引終了後に21年3月期連結決算を発表し、売上高1101億4800万円(前の期比15.0%減)、営業利益6億9000万円(同37.4%減)、最終利益6億3000万円(前の期11億2300万円の赤字)と最終損益が黒字に転換したものの、既に10日に業績予想の修正を発表していただけに、目先の材料出尽くし感が強まっているようだ。

 学童保育部門で自治体からの受託クラス増効果があり、社会サービス事業は増収となったものの、前の期に子会社シダックスアイの全株式を譲渡したことに伴う売り上げの減少や、フードサービス事業における新型コロナウイルス感染症の影響などがあり減収となった。ただ、休業になった店舗の社員の再配置による費用削減や間接コストの削減などに取り組んだ結果、最終黒字を確保したという。なお、22年3月期業績予想は、コロナ禍の影響を合理的に算定することが困難であるとして未定としている。

出所:MINKABU PRESS

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