レアジョブ---中央大学がAI英語スピーキングテスト「PROGOS」を導入したと発表
レアジョブ<6096>は27日、法人事業子会社のプロゴスが、中央大学が全学生25,000人を対象としたプログラムとして、AI英語スピーキングテスト「PROGOS」を採用し利用を開始したと発表した。
中央大学は、中長期事業計画におけるミッションとして「グローバルな視野と実地応用の力を備え、人類の福祉に貢献する人材の育成」を掲げ、グローバル戦略を重点施策として取り組んでいる。一方、新型コロナウィルス感染拡大により、学生の海外留学への派遣や外国留学生の受け入れなどグローバルな活動に大きな影響を与えている。このような制限下においても、グローバル人材育成を止めることなく、“オンライン”の利点を生かしながら学生一人ひとりのニーズに合わせた学習環境の整備を進め、国内の英語研修の拡充やオンライン留学などの体制整備へ積極的に取り組んでいる。
これまで、将来学生がグローバル人材として活躍するために不可欠となる英語スピーキング力の習得において、多面的にサポートを行ってきた一方、これまではTOEIC(R)L&R等「聞く」「読む」英語力の測定は行っていたものの、英語スピーキングテストはコストの高さや利便性等の理由から導入を見送っていた。「PROGOS」においては、低コストかつオンラインで受験ができ、AIの自動採点により結果がすぐにわかることで、対象の学生を絞ることなく、全学生を対象に英語学習の現状把握や今後の目標設定において活用が見込めることからこの度の導入に至ったとのこと。
今回中央大学としては、全学生を対象にスピーキングテストの機会を提供することで、大学全体の英語スピーキングレベルを可視化・把握することができ、グローバル人材育成強化に向けてより多くの学生に語学講座の利用促進が可能になる。また、学部別に学生の現状の英語スピーキング力を把握することで、今後のカリキュラム設計に役立て、学生一人ひとりの将来のビジョンに合った、教育の拡充へとつなげることも期待しているという。
《ST》
提供:フィスコ